ダンスバトル

スタジオではダンスバトルの練習を週1で行ってます

何の為かといえば、表現力や個性の強化や音楽を感じる事など沢山あります

前回のバトルでりお、りこ、いろはが話を聞きに来ました

ある程度大事な事は伝えたつもりですが、言い残したことを書きたいと思います

これは練習ではなくて本番の時です

 

多分1番大事な事はリスペクトだと思いいます

対戦相手へのリスペクト

出場者へのリスペクト

ジャッジへのリスペクト

お客さんへのリスペクト

会場へのリスペクト

DJへのリスペクト

MCへのリスペクト

スタッフへのリスペクト

主催者へのリスペクト

そして自分へのリスペクト

感謝をして戦ってほしいなと思います

 

対戦相手へのリスペクト

相手を尊敬して、その踊りや表現を感じることです、靴紐結んだりして相手を見てないとか論外です、対戦相手は敵ではないです、もしかしたらチームメイトや仲間と戦う事もあります、これから仲間や友達になるかもしれません、ダンスで戦うという事は名刺交換と同じです、相手を知って、そして自己紹介する、勝ち負けはつきますが戦うたびに仲間が増えたら最高だと思います、悔しいと思ってもおめでとうという気持ちは上に行けば行くほど大事かなと思います

 

出場者へのリスペクト

もし出場者が2人だったりしたらどう思うでしょう?

1人だったら何もできません、だとしたらそこは同じ目標を持った仲間でライバルだと思います、そこでただ勝ちたいだけだったら正直上達はなかなか大変です、もし出場者に凄い人がいて勝ちたいと思えばきっと影響されていい踊りができると思います、戦う前から負けたと思う人はただ勝ちたいだけ、そこにリスペクトは存在しないと思います

 

ジャッジへのリスペクト

ジャッジも大変です、特に一流であればあるほどきっと自分の考えやジャッジをする事に対しての葛藤があると思います。

自分は好きだけどバトルとしては相手かなとか、ほぼ僅差の場合は何をジャッジの決め手にするのか、正直めちゃめちゃ大変です

負けてジャッジに対して『わかってない』という人もいますし恨む人もいます、子供だけでなく親も言う事があります、ジャッジはそういう批判を覚悟で手を挙げます、ジャッジが誰とわかって出たのであればそれは出た人の責任だと思いますし、じゃぁ出なければいいのにと心の中で思うことはいっぱいあります

ジャッジが業界の人じゃなくて素人だったりで・・・って感じのなか出したりするけど、ジャッジがというより主催者さんが何か気を配ってあげないとかわいそうだなと思ったりします

 

 

会場へのリスペクト

ジャッジ、DJ、お客さん、対戦相手、踊る前に周りを見渡したら全員があなたを見てます、踊る前から主役です

それが決勝だったり、大きな大会の予選を勝ち上がった1回戦、舞台上で相手も構えてる中、落ち着いて会場の雰囲気を感じたら凄く気分が高揚すると思います、もしそこまで行けたら雰囲気を味わってほしいなと思います

まだまだそこまで行けないと思っても、予選始まる前、ストレッチしてる人や音楽にのってる人、準備してるDJ、受付から踊るまでの皆で作った異空間な雰囲気を楽しんでもらえたらと思います

 

DJへのリスペクト

まぁ選曲も大変です、基本パソコンに数万曲は入ってる中で色々と出演者の人数などを元に曲数を決めてピックアップしていきます。

少なくとも決めるまでに1曲あたり1~2分は聞くこともありますし、ジャンルによってBPM(曲の速さ)も考えないといけないですし、ある程度は候補はあったとしても、候補外から選ぶ場合1時間にさくさく聞いても30曲~50曲しか聞けません

自分の話になりますがチームの曲を決める場合1曲で大体1000曲は聞くことあります、大体2.3分は聞くとしても2500分これだけで40時間そこから何回も聞き直すのでかなりの時間を費やします、普段聞いてる中でいい曲をリストアップしていて、その中で決めれれば0分で終わることもありますが。

そしてDJはミスが許されない、選曲でかけた瞬間嫌な顔される、あとで選曲が悪いと言われる(実際そういう話を聞きます)勿論ひどい場合もあるのでその時は踊ってる子がかわいそうだなと思う事もありますし、どっちか寄りの曲の場合もあります

要するにDJは下準備とリサーチが物凄く大変なんです、DJがイベントを盛り上げようという気持ちは出場者以上だと思います

 

スタッフへのリスペクト

大体無償でやってくれてます、時間をみんなの為に割いて、受付したりスタンプおしたり、トーナメント作ったり、時間はかったり、ただでやってくれてます、丸1日拘束されて、ありがたいことです

 

MCへのリスペクト

会場を盛り上げる、一番の顔でバトルの時に一番目にする人です

ダンスと同じで物凄い技術が必要です、頭の回転や、噛まないようなしゃべり、聞きやすい声と速さ、会場を盛り上げるユーモア、誰でも出来るものではないです、出場者100人に対してMCとDJは1人づつ、これだけでどれだけイベントにとって貴重で大事かがわかると思います。

戦い終わって対戦してと握手は普通です、そしてジャッジに礼、お客さんに礼までは流れとして結構しますがタイミングがあればMCにしてもいんじゃないかなと思います。

 

主催者へのリスペクト

主催者がいないと始まりません、基本は結構赤字です、個人的にはガンガン黒字になるようにやればいいと思います

なんか不思議なものでイベントでお金を稼いだら叩かれます、金儲けと思われます、自分がもしイベント開いて500万の稼ぎになったとしたら多分、結構なひとから金儲けといわれると思います。

自分はダンスを仕事してるのでダンスを仕事にしなければいけません、皆も普段は仕事して対価としてお金を稼いでると思います

じゃぁ普段営業やってる人が、休みの日にタダでボランティアで営業やってと言われてやる人はほぼほぼいないと思います。

ダンスはボランティアで出るのが当たり前だから協力しろと強要する人がいます、絶対に言いませんが(書くけど)じゃぁお前うちの営業ただでやれよ?って思う事はたたあります。

勿論無償で出るのが嫌とかではないです、出る事によってスタジオの宣伝になるれば全然OKですしダンサー主催のイベントなら協力します、あとは繋がりが大事と思えば出ますし、この人の頼みだったら断れないなとか、子供の為になるかとかですかね

話し戻して主催者は企画から宣伝、フライヤー作ったり、ルール決めたりで大変ですが、お金にならない、時間は取られるそれでもイベントやりたいって気持ちだけでやってる人沢山います

誰かの為に演出を必死で考えて形にして、それを実行してる人をたくさん知ってます、でもみんな楽しそうです、自分も楽しいですし。

 

 

自分へのリスペクト

練習してきた事をぶつけるだけです、今まで負けたことや勝ったこと、負けて悔しかったり、悲しかったりしたと思います。

本気でやった分だけ自分をリスペクト出来ると思います、これは言われなくても自分で感じることです。

練習はできても努力できる人はなかなかいません、もし勝ってそう感じるのあればそれは違うと思います

自分をリスペクトするときは戦う前です。

 

オリンピックとかで選手が試合前に気合入れたり、精神統一したりしますが、あれは自分へのリスペクトだと思ってます

それができたら弱音は吐かないですし、気持ちが強くなると思いますよ。

 

時折脱線しましたがこれは自分がこれから心がけることでもあります