ダンスが上達するには積み重ねが大事になっていきます
分かりやすく言うと(書道)習字に近いかもしれません
書き順を覚えて、止めや跳ねを覚えていく、最初は字をきれいに正確に
技術が上がれば崩して個性的に
そして平仮名や漢字、無数に覚える字が存在しますし、一つ一つに
書き順、止め跳ねなどのルールが存在します
例えば、クラブステップを最初のレッスンで覚えたとして
足の動きが書き順にあたります
そしてそこから音のタイミングや力の使い方、音に合わせた動き
これが止め跳ねとします
綺麗な文字がかっこいい動きの再現になります
書道は奥深いですがそれと同じようにダンスも奥深いです
そして積み重ねの大事さ
人は覚えたことは1時間で56%忘れて、1日で74%忘れるといます
エビングハウスの忘却曲線です
逆に言うとレッスンを受けても次の日には26%しか覚えてない事になります
これの克服としては一つは帰ってからの復習になります
あとはレッスン量を増やすことです
必ず同じ動きや似た動きが出てくるので、そこで積み重ねていく
週1の人は1週間に26%しか覚えることができません
しかし毎日1時間レッスンを受けると1週間で182%分の知識を得ることができます
そこに復習をプラスすることで200%以上の効果が出ます
また全く同じ内容のレッスンを集中して2回受けれた場合
1回目は26%しか覚えれなかった内容が
2回目で50%以上、習ったことをしっかり理解できた場合は
100%にかなり近いレベルで記憶できると思います
ダンスも勉強も記憶が鍵になってきます
漢字って覚えてもすぐ忘れますよね、ダンスもこれと同じで
覚えても忘れるの繰り返しです
ダンスは毎日の積み重ねでしか上手くなりません
振付ばかりやると器用になるので振付を覚えるスピードは速くなりますが
それがダンスが上手いとは直結しません
一番大事なのは振付を覚える事ではなく
身体能力と芸術性、それを表現できる演技力がダンスには
必要です、手足の動きだけの振付をおどっても、無表情で
みてて退屈なダンスになります
1日1日の積み重ねと、毎日努力することでしか
ダンスは上手くなっていきません
レッスンを受けることで知識と練習方法を覚えて
繰り返し練習する事で、動きのスピードが早くなったり
力強さが生まれてきます。